日時 | 令和3年4月16日(土) 13:30~15:00 |
---|---|
場所 | さが水ものがたり館 |
定員 | 30名(先着順) |
募集年齢 | 年齢を問いません |
参加費 | 200円(資料代) |
申込 | 不要 |
近代的な建設材料である鉄やコンクリートが普通に使われるようになる前までは、土・木・石などの自然素材を使って土木事業は行われてきました。 水が直接当たる場所や高いお城を作りたい場合は大きな力がかかって土と木で持ちこたえるのは難しかったため、石を組み合わせて耐える技術が発達してきました。 古代の大野城・神籠石の石組みから、戦国時代の穴太積みへと発展した技術は、江戸時代の農民・石工に伝承され、堰や干拓堤防などに使用されました。 さらに、筑後川の山田堰の斜堰にヒントを得た中村哲医師によりアフガニスタンの水路建設に活用され、世界的な広がりを見せました。 今回は、大野城・神籠石・穴太積みからアフガニスタンへと至る石組みの技術を探りたいと思います。
講師:荒牧軍治(さが水ものがたり館館長)